世界絵の具

世界旅行記です。

2025年2月 インド・ネパール旅行 7泊8日(5日目)


昨夜はホテル内部で誰かが音を立てていて、少し眠りづらかったので換気扇を強めに回して寝る。
朝6時頃に起きて7時に朝食。この時間帯は人が少ないので店員と話しがしやすい。
昨日の朝に出していた洗濯物をフロントに取りに行く。

今日は簡単にウーバーでマッチングできた。たぶん昨日は月曜日なので、マッチングがしにくかった
のかもしれない。朝は肌寒く長袖がいるほどで、寒さに耐えながら向かう。10時頃になると暖かくなってきた。

クタブ・ミナーは市街地からけっこう離れていて、朝9時頃だと観光客がまばらで落ち着けた。
日本で鎌倉幕府ができた辺りにこの塔は建てられた。イスラム建築だと言っても素人には分からない遺跡。
塔だけだけでなく、数多く残る遺跡が見事で、コンパクトにまとめられ、インドで一番好きな観光地になった。
飛行機がけっこう上空を飛んでいる。日本人学校の小学生も見学に来ていた。

チケット売り場もそうだったけど、トイレの前に男性がいて、金を要求してきそうだったので
何度も無料かと聞いて入ったらいけた。

説明:クタブ・ミナーは、歴史的な塔で、ムスリム支配の初期を象徴する重要な遺跡です。1193年に
ムスリム指導者クートゥブ・ウッディーン・アイバクによって建設が始まり、1210年にその子孫によって
完成されました。高さ72.5mのこのミナー(塔)は、赤砂岩で造られており、5つの層から成り立っています。 

イスラム建築の傑作とされ、繊細な装飾やアラビア文字の彫刻が施されています。塔の各層にはバルコニーが
設けられ、上に行くにつれて細くなっています。ミナーの周囲には、ムスリム支配下の時代の他の遺跡も点在しています。

遺跡好きにはたまらない景観。

アラーイー・ミナール

ロータス寺院に到着。バハイ教という新興宗教の施設で、独特の建物なので多くの観光客が訪れている。
敷地はかなり広くてキレイに整備された庭が素敵である。靴を預けなければならず、木札を渡される。
返却する際にもチップを求められなかった。オーストラリアのオペラハウスに少し似ている。

列にして人を集めて、一定数になるとヒンドゥー語と英語で説明があり、室内で話しては駄目で、写真も禁止。
静かな空間だけど、外で話している声がするので少し残念。11時前くらいに訪れたので入っただけ。
決まった時間には礼拝の儀式があるようだ。

フマーユーン廟に向かう。オートリキシャで連れて行ってもらった入口は、別の施設の入口も兼ねており、
フマーユーン廟だけ入りたかった私は、5分くらい歩いてい正規の場所に行く。フマーユーン廟は、600ルピーに
値上げされている。タージマハルの原型と云われており、シンメトリーがものすごく美しい。敷地も広く、
砂漠の民が憧れた緑地では、鳥のさえずりを聞きながらのんびりできた。いくつか遺跡もある。

説明:フマユーン廟は、ムガル帝国の皇帝フマユーンの霊廟で、16世紀中期に建設されました。
建設は、フマユーンの未亡人であるハミダ・バヌ・ベーグムによって始められ、1565年に完成。
フマユーン廟は、ムガル建築の初期の傑作とされ、ユネスコの世界遺産にも登録されています。 

フマユーン廟のデザインは、インド・イスラム建築の特徴を強調しており、中央に位置する
巨大なドームが目を引きます。赤砂岩と白大理石を使用したこの建物は、広大な庭園(チャル・バグ)に
囲まれており、4つの区画に分かれた美しい庭園が特徴です。ドームの下にはフマユーンの霊廟があり、
精巧な彫刻とデザインが施されています。 廟の複合施設には、ムガル帝国時代のその他の重要な建物や墓も点在。

インド門まで行く。ウーバーのオートリキシャで釣りがないと言われたのは始めてだ。なので、評価を初めて4にした。

オートリキシャを降りると、一眼レフを構えた人たちが声をかけまくってくる。 道路の下に遊歩道があるので歩く。
昼見るインド門はふーんという感じ。ここは夜のほうがいいだろう。露天でジュース買うと50ルピーだった。

説明:デリーのインド門(India Gate)は、インドの首都デリーに位置する有名な戦没者慰霊碑です。
1921年にエドウィン・ラッチェンスによって設計され、1931年に完成しました。インド門は、
高さ42メートルの壮大な凱旋門で、第一次世界大戦と第三次アングロ=アフガン戦争で戦死した
イギリス領インド軍の兵士約9万名を追悼するために建てられました。門には、戦没者の名前が刻まれています。 

インド門はまた、1971年の第三次印パ戦争で戦死した無名兵士を記念する「アマル・ジャワン・ジョティ」
(永遠の兵士の炎)の設置場所としても有名です。この炎はインド門の下で常に燃え続けており、
国家の象徴として重要な役割を果たしています。 周辺は広大な公園として整備され、市民や観光客が
多く訪れる憩いの場となっています。夜にはライトアップされ、特に美しい景観が楽しめます。

コンノートプレイスに行く。デリーにある経済、商業、ビジネス、ショッピングの中心的なエリア。
高級な店も揃っているところで、かなり広い。口コミがいっぱいあった店で、少し遅めの夕食。
無難なカレーを注文したが、あまりおいしくなかった。

そして、街を探索。主に車のメーカーを調べてみた。スズキが圧倒的に多く、トヨタ、タタも多い。
ヒュンダイ、ホンダなど種類は本当にいろいろ。スズキの販売店に少し寄ってみたが、日本語が
話せるスタッフはいなかった。バイクもスズキを乗っている人が多い。ちなみにシェア率は、
スズキ42%、ヒョンデ15%、タタ14%、マヒンドラ&マヒンドラ11%など(2023年度) 。

小型のガソリンスタンド。

コンノートプレイスでは、ストリートチルドレンからかなりしつこく声をかけられた。
また、いつものごとくインド人から声をかけられ、地図を持って金を取ろうとする新手もいた。
写真は綿あめ売りの男。

ソニーやパナソニック、ニコンなど、さまざまな日本メーカーが店舗をかまえていた。サムスンやアップルも同様。
スタバもあったので、ひさびさに立ち寄って休憩した。キャラメルマキアート トール 670円相当と、日本と変わらない値段。

日清のカップヌードルが置いてないかをかなり歩いて探したけれど見つからずに、ホテルまで戻り
近くのスーパーに行ったら韓国のカップ麺のみ置いてあったので買わず、たまたまマックの近くを
通りかかったのでテイクアウトで購入した。

McSpicy Chikinセットを購入。約550円だった。以前、タイにも行ったときに感じたが、
日本の長期のデフレにより、日本より後進国のモノの値段が、日本とあまり変わらないことである。
最近では日本もインフレが進んでいるが、日本の国力が弱くなったことは外国に行くと強く感じる。

ホテルに戻り、疲れで適当にベッドに寝転び無思考で見れる動画とかを見ながら、風呂に入り日記を書いている。
夜、2回ほど短い停電を体験。ちょっと体調がおかしいような気がするていどだけど風邪薬を飲んだ。

明日はネパール。国が変わるのでルールも変わる。